性行為感染症(STD)を患ってしまった場合、どのように対処すべきかを記します。

悩んでいる女性

膣カンジダの治療法と市販薬エンペシド

膣カンジダの原因となるカンジダ菌は、皮膚や粘膜に常在する真菌(カビの一種)です。
カンジダ症は性交渉によっても感染しますが、体の免疫力が低下したときは、誰でも発症する可能性があります。
ストレスや過労、生理や妊娠の影響を受けるほか、抗生物質やステロイド剤の使用がきっかけで発症することもあります。
カンジダ症の治療法としては抗真菌薬が有効です。
抗真菌薬は真菌の増殖だけを阻止する薬で、他に原因菌がある場合には効きません。
ですから初めて膣カンジダの症状が現れたときは、医師の正確な診断を受けることが大切です。

カンジダ症は体力が弱ったとき再発しやすいという特徴があります。
ただし再発時には、ある程度まで自己診断が可能です。
そこで再発時の治療法として、エンペシドを用いる方法があります。
エンペシドは強力な抗真菌作用を持ち、副作用の少ない薬です。
クリームや腟坐剤がありますが、坐剤は決して口から飲まないように注意してください。

エンペシドは病院で処方を受けることができます。
また近年では、薬局での市販が認められています。
市販薬とはいえ第一種医薬品なので、薬剤師のいる薬局でしか購入できません。

エンペシドは原則として、60歳以上の人や妊娠中の人には使用できません。
またカンジダ症を初めて発症した人や、頻繁に再発を繰り返す人、発熱や異常出血などの症状が見られる人などは、他の原因による可能性があるため、医師の診断を受けることをお勧めします。

膣カンジダは根治するのが難しい病気なので、治療法として市販薬が選べるようになったことは、患者にとって朗報と言えるでしょう。
ただし3日ほど使用しても症状が改善する気配がなければ、やはり医師に相談する必要があります。